2011年に起きた東京電力福島第1原子力発電所事故により、福島では今も低線量被曝として続いています。被曝による健康被害が出現するのは、数十年してからとも言われています。
児童養護施設を卒園した若者は、頼る家族がおらず一人で生活していくことがほとんどです。そういった生活で万一、原発事故による健康被害が出たときに、若者をサポートできる団体を設立しました。
 一般社団法人「すこやかの会ふくしま」は、NPO法人福島県の児童養護施設の子どもの健康を考える会が、児童養護施設を通して支援してきた健康状態の把握と健康増進といった活動を、施設を出た後の若者を対象にして継続的に実施する団体です。

どういうことをする会なのか?
 2011年福島の児童養護施設にいた子ども達は、当時、被曝を避けて住まいを移すということができませんでした。2012年、親から適切な養育を受けられない児童養護施設の子ども達の施設内での健康管理のお手伝いを、10年、20年経った後の健康被害を想定しながら展開するために、福島県の児童養護施設の子どもの健康を考える会の活動がはじまりました。
 18歳で児童養護施設を卒園して自立していく若者がいます。これまでも卒園後に甲状腺エコー検査を継続受け、原発事故による健康被害である甲状腺がんの早期発見ができるように支援をしてきました。それ以外にも健康相談に対応したり、健康被害の疑いがあるときに健康診断を受けたりといった支援などを幅広く行うために、福島県の児童養護施設の子どもの健康を考える会とは独立させた一般社団法人を設立しました。
 2011年3月東京電力福島第1原子力発電所事故時に福島にいたこと、そしてその後も福島で生活をして低線量被曝下で生活していたことで、大人として成長している今も健康被害の出現のリスクは続いています。これを支える会を作りました。
 誰一人取り残さないために、声を上げられずに自分たちの権利を訴えることができない若者のための活動をしていきます。

代表理事  齋藤久夫
理  事  塩飽 仁
理  事  澤田和美